下請かけこみ寺のADRの調停人に委嘱


御器谷が、財団法人全国中小企業取引振興協会より、下請適正取引推進センター(下請かけこみ寺本部)が実施する裁判外紛争解決(ADR)手続の調停人候補者の委嘱を受けました。
下請かけこみ寺の調停手続(ADR)は、本来下請取引に関する下請と親企業との紛争を、裁判外の手続で簡易・迅速に解決しようとするものでしたが、現実にこの手続を行ってみると必ずしも下請取引のみならず、中小企業を対象とした取引全般を対象としています。
原則3回での解決をめざしますが、期日間で双方の調整を図ったりし、結構苦労することもあります。
この下請かけこみ寺の調停制度がもっと広く利用され、優越的地位の濫用に苦しむ下請の中小零細企業の救済に資すればと考えています。
なお、この下請かけこみ寺事業に興味のある方は、当ホームページの「下請かけこみ寺」「下請−調停制度」等をご参照願えれば幸いです。