警察でのパワハラと法的問題


福岡県警の九州管区機動隊において、上司の部下に対するパワーハラスメントが行われ、部下がうつ状態になったり、自殺未遂があった、と報道されています。
警察というと、最も法令を遵守すべき場で、何故パワハラが行われ、うつや自殺や自殺未遂が行われるのか?
警察におけるパワハラについて、いくつかの疑問を感じます。
1.警察には、コンプライアンス法令遵守)・プログラムはないのか?
2.警察には、パワハラ防止プログラムはないのか?
3.警察における、パワハラの処分(懲戒)はどうなっているのか?
4.警察における、パワハラ監督責任はどうなっているのか?
5.警察の監察システムは、透明性のある公平な制度となっているのか?
6.警察におけるパワハラについて、公務災害の認定申請は透明性を確保した公平な制度となっているのか?又、迅速な認定が行われているのか?
7.県警に対する国家賠償請求訴訟は機能しているのか?パワハラを行った上司への損害賠償請求訴訟は認められるのか?
これらの問題点等について重大な疑義を感じるものです。