福島原発−仮払い仮処分申立

 福島第一原子力発電所の事故により、避難指示を受け事業ができなくなった福島県双葉町の会社経営者が、東京電力に対して4440万円の損害金の仮払いを求める仮処分申立てを東京地方裁判所に行なっているとの報道がなされました。
 福島原発事故については、原子力損害賠償紛争審査会において賠償の指針が示されることとなっていますが、緊急を要するものとして仮払い仮処分の申立がなされたものと考えられます。司法の判断が注目されます。