古河電工―ワイヤハーネスの国際カルテルで、アメリカ司法省に152億円の罰金、社員3人も禁錮刑

 古河電気工業は、自動車用電線のワイヤハーネスの国際カルテルで、アメリカ司法省に有罪を認め、罰金約152億円、社員3人も最長1年半の禁錮刑を認めました。
 このワイヤハーネス国際カルテルについては、かねてより日本、アメリカ、EUで同時に捜査が進行していました。
 アメリカの捜査においては、FBIも関与していたとされています。
 独占禁止法違反のペナルティーとしての罰金152億円、社員3人の禁錮刑と、極めて重い刑が課され、アメリカにおける国際カルテルへの強い違法性の認識を感ぜざるをえません。
 罰金の額、禁錮刑と、日本とはやはり格段に異なると、あらためてアメリカやEUの対応に驚かされました。