全日空、米運輸省にATI申請

全日空は、ユナイテッド航空、コンチネンタル航空と、アメリカの運輸省にＡＴＩ（Anti Trust Immumity）、つまり独占禁止法の免除を求める申請をしました。
これは、日本とアメリカにおいてオープンスカイ協定、つまり航空自由化協定に合意したことから、ＡＴＩの申請をすることが可能となったものとされています。
ＡＮＡは、スターアライアンスに加盟しているため、このＡＴＩが認められれば、他の2社とともに日米路線において営業活動を調整し、運賃や運航路線のスケジュールも調整できるとされています。
ＪＡＬも、今後の再建計画の中で、アメリカの航空会社との提携を経て、ＡＴＩを申請するとの話しもあり、日米の航空路線をめぐってどのような競争が行なわれ、それが消費者にどのように影響するのかを、今後見守りたいと思います。