ワイヤーハーネスのカルテル容疑−公取委立入り検査

公正取引委員会は、自動車用の電線であるワイヤーハーネスについて、住友電気工業古河電気工業矢崎総業を、カルテル容疑で20数ヶ所に立入り検査に入りました。
電線業界については、公取委が昨年、すでに3回にわたってカルテル容疑で立入り検査に入っており、各社及び業界のカルテル体質とも言える状況が問題となってくるでしょう。
また、公取委における不当な取引制限の審査の対象が、談合からカルテルにシフトしている状況が顕著とも思われます。