株主総会への出席

私達弁護士は、企業法務の一環として顧問会社等の株主総会の指導をすることがあります。
当事務所でも、私や若い弁護士が他社の株主総会に出席して、株主総会の運営や設営、議長や取締役の回答、株主の質問の傾向等を検討することにしています。
今回の株主総会は、会社が経営損失を出していることもあり、10名の株主から質問があり、これに対する議長や取締役の対応を見ることができ大変参考になりました。
10名の株主は、いわゆる一般株主であり、構造改革の具体的内容、社会貢献と利益の計上、議案一括上呈への不満、有利子負債の減少の方策、配当傾向、研究開発の方針、販管費の内容、エコへの取組み等、様々な分野の質問が相次ぎました。
約1時間30分位の株主総会でしたが、結構緊張感があるやり取りが続き、問答を聴いていて大変参考となりました。
6月の顧問会社の株主総会に向けての準備ともなりました。