LPガス容器−公取委、立入り検査

 LPガス用の溶接容器の販売に際し、価格カルテルを結んでいたとして、公正取引委員会は、日本溶接容器工業会や、メーカーである中国工業(呉市)、関東高圧容器製作所(前橋市)、神鋼機器工業(倉吉市)等10社、30ヶ所に立ち入り検査に入りました。
 LPガス容器であるボンベやタンクは、市場規模で約150億円以上とみられ、10社で市場をほぼ独占しているとも言われ、2003年頃から、原材料である鉄鋼の価格上昇もあり、各メーカーが協議して価格カルテルを合意して、価格の引き上げを図っていたものとされています。