「公正取引」―独禁法に基づく差止請求

 独占禁止法に関する専門誌として月刊「公正取引」があります。公益財団法人公正取引協会が発行しています。
 今般、この「公正取引」に弁護士御器谷と弁護士福田が、「独占禁止法に基づく差止請求―ついに出た認容決定―」と題した論文を執筆することになりました。
 私と福田弁護士が分担をして、独占禁止法の改正により平成13年に導入された独禁法に基づく差止請求の10年間における判例の状況、今般東京地方裁判所において下された仮処分決定の要件事実等の法律構成の解説、本仮処分決定の実務における意義等について執筆いたしております。
 この論文は、「公正取引」6月号に掲載され、6月15日頃に発行されることとなります。