産業ガス・カルテル‐大手4社に、課徴金141億円

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 産業ガスの販売に関する価格カルテルの容疑で、公正取引委員会は、大陽日酸に51億円、日本エア・リキードに48億円、エア・ウォーターに36億円、岩谷産業に4億円、計約141億円の課徴金納付命令と排除措置命令を出しました。
 公取委は昨年1月に立入り検査に入り、大陽日酸岩谷産業は立入後にリーニエンシーの申告をし3割の免除を得ました。
 エア・ウォーターは、審判請求を検討中。
 産業ガスの市場は約1,100億円で、4社で9割のシェアとされています。