月一回の判例勉強会


毎月一回程度、私達の事務所の弁護士と同期の他の事務所の弁護士、計7〜8名位で、重要な最近の裁判例についての勉強会を行っています。

毎回、4名位の弁護士が判例時報等から重要な裁判例をピックアップして、レジメを作成し、これをレポートし、他の弁護士から意見や実務上の問題点等の指摘を受け、フリー・ディスカッションを進めます。

テーマは、最近では、家族法の分野では株式の相続と議決権の行使や、婚姻費用の分担についての審判例、企業法務の分野ではフランチャイズと競業避止義務等多岐にわたります。

私達弁護士は、日々の執務に追われて、判例の勉強をつい怠りがちなこともありますが、この月一度の判例勉強会もすでに20年を経過し、なくてはならないものとなっています。

1つの判例を知り、理解することによって、受任事件の勝敗が決まることもあり、また、その新判例の中に重要な示唆があることもあります。