「改正独占禁止法への企業の実務対応」― 講演しました


「来年1月1日施行、改正独占禁止法への企業の実務対応―今、企業がなすべきこと!―」と題して、金融財務研究会にて、講演をしました。
当日は、遠方からの受講者の方もおられ、御器谷と福田の講演を熱心にお聴き頂きました。
平成21年改正の独禁法について、その改正のポイントとこれに対する企業の実務対応について3時間にわたってお話ししましたが、最後の企業結合は時間が足らない程度でした。
今回の独禁法改正のポイントとしては、課徴金の適用対象を拡大したことがありますが、これによって企業の独禁法違反のリスクが拡大し、通常の営業活動と独禁法違反行為との境目が判然としない面も生じてきます。
また、企業結合規制の改正によって、企業のM&Aの際のスケジュールやプランニングにも影響してくる面もあります。
来年1月1日に施行されるこの改正独占禁止法に対応する企業の独禁法コンプライアンス体制の早急な構築が望まれるところです。