デューデリの実務-取材協力


私達弁護士の仕事の中でも、M&Aにともなうデューデリジェンス(買収監査)は緊張感を感じる仕事です。
買収に際しては、事前に守秘義務契約を交わした後に、相手先企業の財務諸表や定款、株主名簿等膨大な資料を限られた時間でチェックし、その中から問題点を発見していきます。特にデューデリでは、買収相手先の粉飾決算や簿外債務、株主の確定、KeyManの確保等、様々の問題に対処せざるをえず、D.D報告書にまとめあげるには、大変な緊張感に迫られることがあります。
今回は、NHKの関連会社から、あるドラマについてファンドが行うデューデリジェンスの実務の進め方、設定、台詞等につき取材協力があり、私の体験を踏まえてお打ち合わせさせて頂きました。如何に迫真の言い方にし、どのようなシーンにするか等、普段の私達の仕事とは異なる次元の話でもあり、新鮮な気持ちで対処させて頂きました。
なお、当事務所の「デューデリジェンス」もご参照願えれば幸いです。