年金機構職員−官製談合防止法で逮捕

 日本年金機構の職員が、年金記録の照合に関する入札の情報を事前に漏らしたとして、官製談合防止法違反の容疑で逮捕されました。
 また、この入札情報を事前に受け取ったものとして、NTTソルコの営業部長が、競売入札妨害の容疑で逮捕されました。
 入札談合をめぐる犯罪の成立として、官側に官製談合防止法が適用され、民側に刑法の競売入札妨害罪が適用されたものであり、今後の事件の展開が注目されます。
 なお、官製談合防止法については、当ホームページの「談合」のうちの「5、談合防止法(官製談合防止法)の制定」をご参照下さい。