リオ・ティントとBHPビリトン−統合計画を断念

 鉄鉱石大手世界2位のリオ・ティントと同3位のBHPビリトンが、かねてより計画していた鉄鉱石生産事業の統合計画を断念した、と発表しました。
 この統合計画については、日本や韓国、EU、オーストラリア等の独占禁止当局が独禁法上の問題点を指摘しており、両社もこの独禁当局の承認をえられないとの動きを考慮し統合計画を断念するに至ったものです。
 なお、両社の買収については、2008年にもBHPビリトンがこれを試みたことがあり、今回は2度目の断念ということになります。