日本トイザらス―優越的地位の濫用で、課徴金3億6908万円

 公正取引委員会は、おもちゃ販売最大手の日本トイザらスに対し、取引上の優位な立場を利用し、納入業者であるメーカーや卸売業者に対して、在庫整理等の名目で取引額を不当に減額し、又、在庫品の一部を一方的に返品したとして、優越的地位の濫用として上記課徴金と排除措置命令を出しました。
 外資系企業への優越的地位の濫用が適用されたのは、本件が初めてとされています。
 本年10月の事前通知では7億円の課徴金でしたが、約半額となりました。