2009-01-01から1年間の記事一覧

株主総会でマスクが

6月の顧問会社の定時株主総会を間近に控えて、他社の株主総会の視察を兼ねてA社の株主総会に出席しました。 受付では、なんとマスクを株主に配布していました。総務も色々と気を使っていますね。 A社は、衣料大手ですが業績が余り芳しくありません。開会…

ライブドア事件−2つの判決

ライブドアの粉飾決算により株価が下落したとして株主約3,300人がライブドアや堀江元社長に対して損害賠償請求していた判決が、本年5月21日に東京地方裁判所で言い渡されました。 有価証券報告書への虚偽記載が地検から報道機関に公表された日の前後…

下請法の骨格と実務の運用

当事務所でも力を入れている下請法のホームページでの原稿がようやく完成し、近日中にHPへupされます。 下請法の主な骨格は、次の3つからなっています。1.下請法の適用対象の確定−具体的な取引内容と資本金要件によって決まってきます 2.親事業者の…

不況下での企業法務‐その1

私達弁護士が執筆する企業法務の具体的内容は、景気の良し悪しによって大きく左右される面があります。 現在の不況下で企業からの相談が多いものに、債権回収の相談があります。売掛先が倒産しそうなので、至急に対処したいとの依頼。待ったなしで、即時の対…

「労働審判」増えてますね

解雇の無効や配転を争う場合、さらにはセクハラやパワハラを訴える場合、簡潔な紛争解決方法として「労働審判」が平成18年4月から開始され、大成功を収めていると思います。 労働審判‐今迄の労働訴訟とはかなり違います。迅速且つ簡潔に行われるのが最大の特…

債権者集会は大混雑(法律、裁判)

私達、弁護士の仕事をやっていると景気の良し悪しが手にとるように分かるときがあります。 景気が悪くなってくると、売掛金の回収などの債権の回収や、そのための仮差押の申立が増えてきます。また、破産申立や民事再生の申立等の倒産処理の仕事も増えてきま…

株主総会出席へ(法律、裁判)

顧問会社の株主総会の指導のために年に数回他の会社の株主総会に株主として出席し、株主総会の進め方や株主からの質問とこれに対する取締役の回答を見に行っています。私が司法修習生のときからですので、もう30年にもなります。 今日は、港区に本社のある…